日中韓現代海戦三国志 弐  ゲームジャーナル74号


ソロプレイに向いてるし、思ったよりサクサクできたので先島諸島キャンペーンも含めて
全シナリオをプレイしてみました。

シナリオ2 尖閣沖空母戦 
 1〜6ターンでゲーム終了
 尖閣ヘクスに中国軍揚陸マーカーが無ければ日本軍は5VPを得る

戦力
ルールに従ってランダムに戦力を選ぶ
日本軍
 那覇    DDHいずも、DDHかが、DDGみょうこう、DDGきりしま、DDふゆづき、DDすずなみ 
 尖閣周辺 SSせきりゅう、SSはくりゅう
 空軍×4
中国軍
 寧波    DDG杭州、DDG福州、FFG浜州、FFG塩城、FFG臨沂、LST龍虎山+補給品3  
 福州    CV山東、DDG太原、FFG斉斉哈爾、FFG荊州、FFG煙台、FFG日照
 尖閣周辺 SS遠征34号、SS遠征37号、SS遠征38号、SS遠征64号
 空軍×6
ゲーム終了 勝敗判定 日本勝利
 日本 VP8.5+尖閣中国揚陸マーカー無し5=13.5
     撃沈 DDG杭州 FFG日照
     損傷 CV山東、DDG太原、FFG斉斉哈爾、FFG煙台、FFG荊州
         DDG福州、FFG浜州、FFG臨沂、LST龍虎山、補給品3、航空機2
 中国 VP5
    撃沈 無し 
    損傷 DDHいずも、DDHかが、SSはくりゅう、航空機1

シナリオ2終了時


ゲームの流れ
 2ターン目で日本の空母艦載機の先制攻撃で中国の空母山東に損傷を与えて勝負がほぼついた
 後は中国の潜水艦を警戒しつつ空母艦載機で中国の水上艦を徐々に減らして最後は尖閣で待ち伏せていた
 潜水艦の2回攻撃で中国の揚陸艦隊をほぼ壊滅させて尖閣上陸を阻止
 だが、5ターン目で深追いしすぎたのもあり中国の基地空軍の攻撃でいずもとかが損傷を受けてしまった
 早めに決着がついたので両軍距離を取ってゲーム終了

感想
 ゲームの中とは言え、空母はかなり有用な兵器だと感じた
 基地空軍だけだと距離が遠くなるとどうしても獲得アクション数が減って十分な支援が出来なくなる
 空母は航空作戦で技術レベルがプラスされるし相手の近くに移動できるので獲得アクション数が多くなって威力がある
 やっぱり先手必勝で相手の空母を先に潰したほうがかなり有利となる
 潜水艦の待ち伏せは強力
 潜水艦は見つけても攻撃する前に潜航されたり探知自体が難しくて厄介。今回、中国の潜水艦は一隻も沈められず。
 中国の水上艦は一部強いけど大部分FFG(対艦攻撃力1技術レベル2)なので大したことなかった。
 中国側は尖閣に近づくまでに徐々に戦力を削られるし、尖閣に潜水艦が待ち伏せしていると揚陸するのはかなり困難。
 5〜6ターン基地航空夜間修正を忘れてた。

空母について
 対潜攻撃力が無いと潜水艦の探知と攻撃ができない
 対艦攻撃力が無いと水上艦の探知と攻撃ができない
 空母艦載機の扱いがちょっと分かり辛かったが、どうやら基地空軍と兼用だと思われる
 なのでゲーム開始時に与えられる空軍ユニットの数だけ使用可能
 迎撃で損傷受けたら損傷ボックスへ移動、基地も空母艦載機も減った分戦力が低下する


シナリオ3 済州島防衛線 
 1〜6ターンでゲーム終了
 済州島ヘクスに中国軍揚陸マーカーが無ければ韓国軍は5VPを得る
 蘇岩礁ヘクスに水上艦ユニットを配置している陣営は1VPを得る
 
戦力
ルールに従ってランダムに戦力を選ぶ
韓国軍
 釜山   DDG世宗大王、DDG栗谷李珥、DD楊万春、DD李舜臣、DD文武大王、DD崔瑩 
 黄海   SS安重根、SS鄭地、SS李範奭、SS柳ェ順
 空軍×4
中国軍
 旅順方面 DDG長春、DDG西安、FFG寧波、FFG揚州、FFG邯鄲、FFG蕪湖  
 青島方面 DDG廈門、DDG福州、FFG臨沂、FFG濰坊、FFG安陽、LST沂蒙山+補給品3
 黄海    SS遠征31号、SS遠征33号、SS遠征39号、SS遠征70号
 空軍×6
ゲーム終了 勝敗判定 韓国勝利
 韓国 VP7.5+済州島中国揚陸マーカー無し5=12.5
    撃沈 DDG廈門、FFG揚州、FFG邯鄲、FFG臨沂
    損傷 DDG長春、DDG西安、FFG寧波、FFG蕪湖、DDG福州、FFG濰坊、FFG安陽、補給品3
        SS遠征33号、航空機1
 中国 VP8+蘇岩礁ヘクス1=9
    撃沈 無し 
    損傷 DD李舜臣、DD文武大王、DD崔瑩、航空機2
        SS安重根、SS李範奭、SS柳ェ順

シナリオ3終了時

ゲームの流れ
 中国側は旅順と青島から済州島に向かって艦隊を出撃させる。
 韓国側の艦隊は釜山で待機、潜水艦2隻を済州島で待伏せ、他の2隻は前方に展開させて敵艦隊の動きをけん制。
 韓国側の潜水艦は振るわずFFG1に損傷を与えたのみで、中国側の潜水艦の攻撃で3隻損傷を受ける。
 中国側の艦隊は順調に進撃するも、韓国近海に接近したところで韓国艦隊と基地空軍の猛攻で一気に叩かれてほぼ壊滅。
 唯一残った1隻で撤退しつつ蘇岩礁ヘクスを確保して一矢報いる。

感想
 中国にとって韓国は遠いので基地空軍の支援を受けづらい、逆に韓国は基地空軍の威力を発揮しやすい
 中国のFFGは攻撃力が弱く韓国艦隊を追撃したが韓国イージスに阻まれて倒しきれず返り討ちに
 いつものことだが、揚陸作戦を行う側はかなり不利な気がする
 5〜6ターン基地航空夜間修正を忘れてた


シナリオ4 空母いずも 
  1〜12ターンでゲーム終了(夜間ターンに注意、1日終了手順は無視する)
  基地空軍チット2枚は使用しない、SOSUSは通常の海として扱う
  DDHいずもが2513ヘクス(尖閣)に進入したら日本勝利
  阻止されたら謎の武装勢力勝利

シナリオ4終了時

ゲームの流れ
 1〜5ターン何もなし
 6ターン 謎の武装組織艦隊探知するがいずも艦隊も探知される
 7ターン 航空艦隊戦、航空ユニット日本1、謎の武装組織2損傷
 8ターン 更に戦闘発生するも、いずも守り切る
 9ターン 潜水艦の攻撃でいずも被弾
 結果   日本の負け

感想
 ちょっと特殊なシナリオで謎の武装組織との戦い。
 2513ヘクス(尖閣)まで到達するには、最短ルートで10ターンかかるのでほぼ道草できない。
 途中に敵空母と潜水艦が待ち伏せしているうえにいずもがやられただけで負けなのでかなり難しい。
 空母は8ヘクス以内に敵艦がいないと攻撃できないことに注意。

標準シナリオ 先島諸島キャンペーン 
  1〜16ターンでゲーム終了(夜間ターン、1日終了手順に注意)
  尖閣諸島、揚陸補給品1でVP5
  与那国島、揚陸補給品2でVP5
  宮古島、石垣島、西表島、各揚陸補給品2でVP10

先島諸島キャンペーン(初期配置)

初期配置ゲーム開始時

日本側
ランダムの戦力選びでDDHは、いせとひゅうがとなり空母のいずもとかがは引けなかった。
水上艦は呉と佐世保からの出撃なので尖閣諸島に到達するまで時間を要する。
水上艦が探知されると1日の終わりに帰港ボックスに送られて使用できなくなるのでどう動かすか迷うところだが、
本誌のリプレイを見たら中国基地空軍行動範囲外に沿って移動させるとあり何となく動かし方が分かった。
いかに水上艦が探知されずに先島諸島に到達できるかがまずは重要そう。
初戦は潜水艦と基地空軍のみで中国軍を阻止するしかない。

中国側
ランダムの戦力選びで原潜2隻引けたが使いこなせるか?
日本の潜水艦が怖いけど、日本艦隊が来る前にさっさと上陸して退去するのがいいか。
福州と寧波にある揚陸艦隊は比較的先島諸島に近いのですぐ作戦を行える。
他に旅順に揚陸艦隊、青島に空母艦隊があるが、遠いので作戦に加わるには時間がかかる。
潜水艦が全部で12隻と比較的多いので、揚陸前に日本の潜水艦を排除しておきたい。

先島諸島キャンペーン(1日目終了時)

1日目

日本側
 艦隊はとにかく敵に見つからないように全力で先島諸島を目指す。
 揚陸艦が1個の艦隊に2隻いるのでどこかで編成替えが必要だが会敵の恐れはないのでそのまま移動のみに専念。
 潜水艦は要地防衛の為、各島へ移動させつつ敵潜水艦も機会があれば探知攻撃する。
 潜水艦と基地空軍でSS2隻に損傷を与える。
 潜水艦と基地空軍で福州揚陸艦隊を攻撃するが、DDG1撃沈、DDG1、FFG1、補給品2に損傷を与えるも西表島に上陸を許してしまう。 
 貴重な潜水艦は1隻損傷を受け、1隻は福州揚陸艦隊を攻撃して帰港したので残り4隻となる。

中国側
 旅順揚陸艦隊と青島空母艦隊は距離が遠いので先島諸島目指して移動のみ。
 福州揚陸艦隊は一番近かったので西表島に揚陸を敢行。
 基地空軍と潜水艦の攻撃に会いかろうじて1ユニットのみ揚陸に成功。(+10VP)
 寧波揚陸艦隊は揚陸作戦を敢行するには時間的に厳しいと感じて福州の港に移動させる。
 潜水艦は日本側と同様、各島に待伏せの為移動させつつ機会を見て敵潜水艦の探知と攻撃をする。
 基地空軍は敵潜水艦の探知と攻撃に専念、運よく基地空軍と潜水艦の連携でSS1に損傷を与える。
 福州揚陸艦隊の残存艦は1日目の終了と同時に退去。

先島諸島キャンペーン(2日目終了時)

2日目

日本側
 1日目に艦隊を全力で移動させて余裕が生まれたので、ここで艦隊を再編成する。
  支援艦隊(DDGちょうかい、DDGこんごう、DDまきなみ、DDたかなみ、DDあけぼの、DDさみだれ)
  国崎艦隊(DDHひゅうが、DDGあたご、DDやまぎり、DDはまぎり、LSTくにさき+補給品2)
  下北艦隊(DDHいせ、DDGあしがら、DDすずつき、DDあさぎり、LSTしもきた+補給品2)
 上陸作戦は3日目に行う予定。
 探知を警戒しつつ、もし見つかっても那覇の港に退避できる位置に遷移、DDHで対潜航空攻撃を行う。
 DDHの対潜航空攻撃でSS1撃沈、SS2に損傷を与える。
 基地空軍と潜水艦でSS2に損傷与える。
 与那国島に上陸を許してしまったが、基地空軍と潜水艦で寧波揚陸艦隊を攻撃、迎撃の中国航空ユニット1、CG1、LST1、補給品1に損傷を与える。 
 貴重な潜水艦は2隻失い、1隻は寧波揚陸艦隊を攻撃して帰港したので残り1隻となってしまった。
 2日目の終わり頃に夜間なのとチットの引き具合で探知の恐れが無くなったのを確認して艦隊を一気に前進させる。

中国側
 旅順揚陸艦隊と青島空母艦隊は引き続き探知を警戒しつつ移動のみ。
 寧波揚陸艦隊で与那国島に2ユニット揚陸成功。(+10VP)
 基地空軍と潜水艦の連携でSS1を撃沈SS1に損傷を与える。
 寧波揚陸艦隊の残存艦は1日目の終了と同時に退去。

先島諸島キャンペーン(3日目終了時)

3日目

 日本側
  2日目に前進を完了していたのと、ある程度敵の潜水艦に打撃を与えていたのであまり妨害を受けることなく揚陸成功。
   下北艦隊、宮古島に2ユニット揚陸。(VP+20) 国崎艦隊、石垣島に2ユニット揚陸。(VP+20)
  基地空軍の対潜攻撃でSS1に損傷を与える。
  DDHの対潜航空攻撃でSS2に損傷を与えるが、敵空母の迎撃で航空ユニット1損傷受ける。
  尖閣に待ち伏せの潜水艦で旅順揚陸艦隊2回攻撃、DDG1、補給品3に損傷与える。
  基地空軍で旅順揚陸艦隊攻撃、迎撃で両軍航空1ニット損傷、DDG1撃沈する。
  DDHの対潜航空攻撃でSS1撃沈する。
  3個艦隊で近付いてきた旅順揚陸艦隊、青島空母艦隊を連続攻撃、FFG4撃沈、CV1、DDG2、FFG2、LST1に損傷を与える。  
  敵艦隊をほぼ壊滅させる。

中国側
  旅順揚陸艦隊の攻撃で支援艦隊のDDG1とDD1に損傷与える
  潜水艦の攻撃で支援艦隊のDDG1撃沈する 
  青島空母艦隊で対艦攻撃、DD1撃沈する
  基地空軍で敵艦隊を激しく攻撃するも、戦果なく迎撃で航空ユニット4損傷受ける。   
  旅順揚陸艦隊は日本艦隊が大挙押し寄せてきたので、とりあえず尖閣の上陸だけでもできればと思っていたら
  潜水艦の攻撃で揚陸前に補給品が3つやられて揚陸失敗。
  頼みの青島空母艦隊も振るわず日本艦隊の連続攻撃で壊滅してしまった。   

ゲーム終了 勝敗判定 日本勝利
 日本 合計VP62.5
  宮古島揚陸1ユニット            VP20
  与那国島揚陸2ユニット          VP20  
  撃沈 DDG2、FFG4、SS3         VP9
  損傷 CV1、LST2、CG1、DDG4、FFG3、SSN2、SS5、航空機7 VP13.5
 中国 合計VP32 
  西表島揚陸1ユニット           VP10
  石垣島揚陸2ユニット           VP10
  撃沈 DDG1、DD1、SS1         VP6
  損傷 DDG1、DD1、SS2、航空機2   VP6

感想
 3日間あるこのシナリオでは水上艦が探知されたら1日の終了時に帰港ボックスに送られて使用できなくなるというのが
 今までのシナリオと違って重要になってくる。
 1日目はマップに中国基地空軍行動範囲というのが描かれているのでここに注意して水上艦を動かせば特に問題ない。
 2日目も基本一緒だが、那覇に港があるので最悪発見されてもここに逃げ込めるように行動すればいい
 3日目は最後なので好きに行動できる。
 日本側は基本的に水上艦隊が到達する3日目がすべて。それまでは基地空軍と潜水艦でしのぐしかない。
 中国側も油断すると水上艦が探知されたら困るし、いつ仕掛けるかのタイミングを考えないといけない。

 今回、ランダム戦力選びでDDHは、対潜能力の高いいせとひゅうが引けたのが良かったかも。
 2日目に待ち伏せしている中国の潜水艦を多数探知及び撃破できたので、3日目の揚陸作戦を順調に行うことができた。

 期配置の関係でどうしても最初は潜水艦と基地空軍のみで対処しなければならず中国軍の揚陸を阻止するのは難しい
 勝利条件的に日本側の方が勝ちやすいと思われるが、本誌のリプレイでもあるようにどうしても中国軍の上陸を許して
 しまうので勝ったとしても後味が悪くなってしまう。

 潜水艦は待ち伏せで攻撃+攻撃できれば強力だったが、今回は上陸目標が複数ありうまくかわされて
 移動+攻撃しかできなくて揚陸艦の補給品を倒しきれず上陸を許してしまった。
 尖閣だけは待ち伏せ攻撃+攻撃が決まって上陸を阻止できた。

 中国は潜水艦が多く基地航空も序盤は日本の潜水艦しか目標が無いので、発見されにくい日本の潜水艦とはいえ
 数も少なく徐々に削られていった。

つい忘れがち
 夜間ターンで航空作戦のマイナス修正を忘れる
 潜水艦は1へクス動かすごとに探知判定がある
 水上艦同士の戦闘で距離が2へクスあると技術レベル-1の修正がある

総括
 実際に起きた戦闘ではないので、どうなるか予測が出来ずゲーム化するのに苦心したことが本誌の記事からもうかがえる
 そこで参考にしたのがカタログスペックで、これを数値化するという試みだが、これだけだと実際に本当に強いのかという疑問がわき
 ここに技術レベルというものを加えていい感じにゲーム化できていると思う。
 やっぱり長年海軍を運用してきた日本と他国では差があるだろうし、兵器の質も本当にカタログスペック通りの性能が発揮できるのか
 真の実力は測りがたい。
 日本の水上艦は攻撃力が控え目で攻撃回数は少ないが、技術レベルが高い艦が多いのでそれなりに命中させられるので強い。
 中韓は一部高性能の水上艦があるが、技術レベルがちょっと低いので攻撃回数が多くても命中させるのが難しかったりする。
 潜水艦は日本の潜水艦だけ特別優遇されていて1の目が出ない限り探知されない。でも結局運次第なので結構探知されてやられることも多い。
 あと、命中弾を1発受けただけで損傷となって退場となるのも潔いというか実際そうなのかもしれない。2発受けたら撃沈となる。

 このゲームがどれだけ史実を反映できているかはともかく、実際に地図に駒を並べて動かしてみるとなかなか考えさせられる。
 尖閣諸島は遠いから守るのが大変だなあと思ったり、那覇からでもそれなりに距離があるので宮古島辺りに飛行場があったらいいかなと思ってみたり
 そうすると真っ先に狙われて潰されたら困るからやっぱり空母が欲しくなるし、国防について改めて考えさせられた。
 先島諸島は無人島の尖閣諸島と違って住民もいるので何かあったらと思うと心配になるが、中国との間にちょうど台湾が横たわっているのがちょっと頼もしい感じがする。
 尖閣諸島は日本本土からは遠い島だし無人島なのでちょっと軽く考えてしまうが、先島諸島の住民からしてみれば身近な島だし漁にも出ているので
 中国の武装船がウロウロしてたらたまったものではないし、不安な日々を送っているのではないかと他人ごとでは済まされない気がする。




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