4.○○楼(旅館)
探索日2012年10月26日
豊田市にある廃旅館の○○楼です。よく知っている建物なので廃墟になっていてちょっとショックです。
近くに一応観光名所があるのですが、香嵐渓などと比べるとマイナーみたいであまり人が来ない所です。
ただ、この旅館の前の道は交通量が多いです。しかも周りには民家が結構あるし進入には注意が必要。
事前調査では出入口が塞がっていて進入できなくなっているとのことでしたのでダメ元で行って来ました。
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背後から撮影。川沿いに立っていて結構大きな建物です。 |
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前から撮影。看板は営業中になっています。本当に営業していたらちょっと怖い。進入口は無いかと探していたらありました。誰かが道を切り開いてくれたみたいです。車の通りが激しいので入るタイミングが難しい。 |
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何とか潜入できました。 |
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入ってすぐの大広間。立派なものが飾ってあります。DQNに破壊されないことを願います。 |
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結構広いです。宴会場などに使われていたのでしょう。 |
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配膳室。マイナー物件でバリケードもしっかりしていたのか中は思ったほど荒れていませんでした。 |
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階段から上に登ると衣装室がありました。布団がいっぱいです。 |
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2Fの客室はこんな感じ。客室前の廊下は外から丸見えなので一番手前の部屋のみ。多分どこも変わり映えしないと思います。 |
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連結部から旧館の方に行くと喫茶室があります。
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更に奥へ行くとロビーがあります。
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ロビーにはフロントがあり正面出入口があります。この辺りは残留物が多く見応えがあります。結婚写真やパンフレットがたくさんありました。 |
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館内案内図がありました。最初気が付かなくて帰り際に気がついたので未探索部分がかなりあることがわかり、後日また来ることになります。しかし、こういうのがあると非常にありがたい。しかも、客向けの簡易なものではなく細かいところまでしっかりと書かれています。 |
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ホールです。結婚式などで使われていたのでしょう。湿気で天井や壁がボロボロ剥がれており、絨毯もカビだらけです。黒板に個人名が書いてあったので修正しておきました。 |
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地下1Fへ突入。この建物は人為的な破壊は少なく自然破壊が進行しています。 地上部分はまだいい方ですが、この先が凄まじかったです。なまじ窓ガラスが割れてない分、湿気がひどく腐敗が激しいです。マスク無しでは入らないほうがいいです。 |
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111号室と112号室。間仕切りを外すと連結するみたいです。カビだらけで空気がかなり悪いです。 |
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奥に真っ暗な部屋があり、撮影してみると結婚式場でした。ここも腐敗が酷い。特に絨毯はじっとりと水を含んでいて歩いた時の感触が気持ち悪い。懐中電灯は一応持ってきたがかなり暗いものだったのであまり役に立たなかった。家に帰ってから早速ジェントスの明るいライトを購入しました。 |
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今までの部屋は腐敗が凄まじかったが、こちらの大広間はなかなか良い状態です。
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B2Fに向かいます。ここには浴室がありますが、カビだらけです。 |
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脱衣所のロッカーもカビだらけ。 |
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男子浴室。 |
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続いて、女子浴室に行ってみます。 |
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男子より若干狭い感じ。クモの巣注意の場所です。 |
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厨房前の部屋。 |
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厨房です。ここは殆ど荒らされていません。当時のままの状態に思えます。一番下の階の奥なので、カビだらけの暗い部屋に怯んで進入者は少ないのかもしれません。 |
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カレンダーは1999年(平成11年)8月になってます。この辺りで廃業したと思われます。噂では夜逃げらしいので、全てそのままほったらかしというか残留物が多いです。 |
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引き返す途中で、フロントの裏に事務室があるのを発見。かなり散らかっており、金目の物はあったかわかりませんが、全部持っていかれた感じです。 |
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金庫も開けられています。 |
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この額の言葉が気に入りました。ただ何となく仕事をしている自分を戒めたい。 |
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館内図では新館3Fの倉庫になっていますが、扉には従業員寮と書かれていた部屋。 何か赤絨毯で豪華な感じです。 |
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客室前の廊下です。外から丸見えなので客室はちょっと見ただけですが、かなり良好な部屋もありました。誰か住んでいてもおかしくありません。 |