19.S診療所
探索日2012年11月30日
神の住む家を見たついでにS診療所に行って来ました。
近いのでセットで見るのが定番とのことでしたが、本当にすぐ近くにありました。
藪に覆われていましたが踏みならされた跡があったので簡単に見つかりました。 |
入ってすぐに古い新聞が散乱していました。
昭和18年とかバリバリの戦時中で胸が高鳴ります。 |
受付。時代を感じます。 |
椅子の足が壊れてる。ネットで見た画像ではちゃんとしてたのに残念。 |
奥の部屋に入ってすぐ右手にノートが数冊。 中を見たら英語でびっしり文字が書いてありました。 他の場所にもノートが結構落ちていて勉強熱心というか感心します。 |
これがうわさの分娩台か。
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とりあえずアップで。なかなか見れるものじゃありません。 |
かなり荒らされています。 箪笥の中は殆どカラでした。
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机の上。変わった道具があります。 |
大正8年元旦の年賀状らしきもの 入日記複写簿 昭和11年7月〜12月 アスピリン、ハサミ、変なアンプル等が確認できました |
わかもとの箱発見。
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箱の中を除くとタバコが。 貴重な廃墟を燃やされたらかなわん。 |
次の部屋を見に行こうと廊下らしき所に出るとラジオみたいなものがありました。
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ここの部屋は完全に潰れてしまっています。 ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル |
受付の部屋に薬瓶がいっぱい。 さすがの荒らしも恐れをなして手付かずで残っているようだ。 |
机の上にあるものはもしかしたら・・・ |
ここに来たら一度は見ておきたい「健全ナル國民・・・」の張り紙発見。 すっかりボロボロになっていましたが、健在でした。 |
裏口から外へ出ると瓦礫の山。 かなり崩壊が進んでいます。 |
2階へ行く階段を見つけたが、これはさすがにヤバいだろうと思って一旦引き返しましたがやっぱり諦めきれず登ってしまいました。 |
何とか2階に到着。
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崩落現場を見ると壮観です。 |
診療所の上の部屋はまだ大丈夫そうです。 |
噂通り古い本がいっぱい。 |
どれも戦前の本で、医学の本に混じって小説が結構あります。 |
廊下の奥にも椅子がありました。
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崩落した部屋の方を見ると向こうにも本がいっぱい。
障子の戸が動かせないので微妙に通りにくくて危なかったが宝の山につられて突入。 |
凄いです。なかなかお目にかかれない貴重な古い本がいっぱい。 |
貴重なのでこのまま放置してボロボロになっても勿体無いから少し持って行こうかと思ったが自制する。 誰か回収して資料館などに保管して欲しいところです。 |
来たはいいけど帰るのも一苦労。
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今度来る時は2階にはいけなくなってそうだ。 |
結構見所満載の物件でした。何でこんなにたくさん戦前の物が残ってるのか不思議です。
ちょっと遠かったけど、来たかいがありました。
少し時間があったので遠くに来たついでで、この後鬼岩温泉に向かいました。
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